前回は手術を終えるまでのお話しをさせていただきました。
初めての全身麻酔でしたが、本当にあっという間に手術自体は終わってしまった感覚でした。
今回は手術後から退院までのお話しをさせていただきます。
術後
術後麻酔と前日に眠れなかった事もあり、病室に戻ってから少し眠りについていたのですが、段々と麻酔が取れていき右手の激痛で目を覚まします。
痛ーーーーーーーッ!
あまりの痛さに目を覚ましました。痛過ぎて身体がガタガタ震えます。
思わずナースコール。
私:「すみません、、、めちゃくちゃ痛くてヤバいです」
寒気もしてる気がします。
看護師さん:「もう少ししたら水分も摂れるので痛み止め飲めるんですけど、その前に痛み止めの坐薬入れますか?」
恥ずかしいだの言ってられない痛みだったので
私:「申し訳ありませんが、お願いします」
ガタガタ震えていたので、毛布も持ってきてくださいました。
看護師さん、天使やぁ
坐薬を入れていただき、しばらくしたら少し痛みも和らいできました。(でもまだまだ痛いです)
前の方の手術が押していたので夕飯も食べれず、この日は痛みに耐えるのみ。
氷枕で手を冷やして横になります。
夜も痛みで何度か起きたりしましたが、こうして手術当日は過ぎていきました。
私の受けた手術方についてはこちらをご覧ください。
翌日、手術の詳細を伺う。手術は大成功
手術翌日、手術に立ち会ってくださった手外科の先生が手術の詳細をお話しに来てくださいました。
レントゲンの写真も持ってきてくださり、そこで初めて骨がどうなったか見る事が出来ました。
手外科の先生:「骨のどこを切ったのか分からないくらい綺麗な手術ですね。さすが○○先生ですね」
事前に主治医の先生から『もし、手を開けてみて腱の状態が悪いようなら手首の方から腱を移植する再建手術も行います』と言われていたのですが、そちらはやらずに済んだようです。
患部に特殊な絆創膏のような物を貼る為に手術跡とご対面です。
おぉ…
なかなか痛々しい手術跡。。
手は全体的に腫れ上がって、まるでパンパンに膨れ上がった焼きたてのクリームパンです。
そして内出血で腕が半分ほど超不健康そうなドス黒い色になっています。
特に手首の内出血が酷くて普通に出血してるんではないかと思うような色味をしています。。
手外科先生:「びっくりしたと思いますが、段々とこの内出血も薄くなっていきますから安心してくださいね」
分かりました。
とりあえず術後は冷やしているのが一番と先生から再度伺い、退院まで氷枕で手を冷やす日々が続きました。
快適な入院生活に感謝
翌日からはしっかり食べて、よく寝て、カラダの回復に努めます。
普段食っちゃ寝してたら罪悪感たっぷりですが、ここでは合法!
温かいご飯が出てくる3食昼寝付き。
まるでバカンスです(笑)
術後の痛みも私の場合当日がもの凄かった為に、翌日からは(もちろん薬のおかげもありますし、まだ痛みますが)全然耐えられる痛みになっていました。
家族や友人にも手術が成功した事を報告。
早速術後2日目に友人とママ友がお見舞いに来てくれる事になりました。
それぐらい痛みも気持ちも落ち着いています。
案ずるより産むが易し
まさに、ことわざ通りだなと思いました。
ヤマハ「ぷりんと楽譜」良くなる右手と反して痛みが増す左手
日によって痛みが強くなる事もあったりしましたが、術後のトラブルもなく状態は安定しています。
ですが、それに反して左手がかなり痛むようになってきました。(2023年11月の時点でも続いてます…)
そうなんです。今まで左手が痛むのは楽器を演奏する時のみだったのが、全く使うことの出来ない右手の代わりに全ての動作を左手で行っているのでどんどん左手の痛みは増していきました。
でも、左手を使わないわけにはいきません…(泣)
早く右手を良くして左手も手術したい。
そんな風に思い始めていました。
この頃には内出血で酷い色をしていた右手も少しずつ良くなり黄色に変化してきていました。
「みかん食べすぎて黄色くなった手みたいですね 笑」
そんな風に看護師さんとお話し出来るぐらい気持ちにも余裕が出てきました。
術後6日目、リハビリスタート
杉田さん、明日からリハビリ始まります!
思った以上にリハビリのスタートが早くびっくりしましたが、それだけ良くなっているんだと思い、期待感いっぱいで翌日を待ちました。
翌日、作業療法士の先生とリハビリスタートです。
リハビリと言っても思っていたものとは違い、術後全く動かしていなかった親指以外の指を動かし始める練習でした。
そうですよね(笑)
いざ、リハビリが始まると他の指が全くいう事を聞きません。
まだまだ手は腫れやむくみのせいでクリームパンのようにパンパン状態なのもあり、関節が思うように曲がらないし、頭からの『動け』という指令がスムーズにいっていない気がします。
作業療法士の先生に指をほぐすマッサージをしていただき、親指以外の指のリハビリを教えてもらいました。
入院中は特にやる事もないので、とにかくリハビリを続ける事1日、次の日のリハビリの時には先生にびっくりされるぐらい腫れやむくみが改善されていました。
楽器の練習と同じでやればやっただけ良くなる事が分かり、毎日無理のない程度でリハビリを続け、指の動きもどんどんスムーズになっていきました。
痺れに気付き焦り始める。そして抜糸
その後も毎日のリハビリで他の指は順調に良くなっていきました。
毎日看護師さんと痛みや痺れなどの確認をするのですが、順調に良くなっている事を伝えます。
抜糸は術後2週間目に行う事になりました。
抜糸が終われば退院です。
家に帰ったら身の回りのことは自分でやらないといけません。
今までの病院の方々の献身的なサポートのおかげで術後の生活がとっても快適に過ごせていた事を感謝しているそんな時、ふと左手が右手の親指に触れました。
あれ?痺れてる?感覚がない…
退院を翌日に控え、その時私は初めて親指に触れて感覚がない事を知りました。
看護師さんがいつものお伺いに来てくださったタイミングで痺れに気付いた事をお話しします。
看護師さん:「後で先生に来てもらいましょう」
私:「お願いします…」
なんだか急に心配になってきてしまいました。
ちょうどこの日抜糸の予定が入っていたのですが、その前に先生が様子を見に来てくれました。
手外科先生:「痺れ出てます?」
私:「はい。さっき触れた時に初めて気付いて…。明日退院ですけど大丈夫でしょうか?」
手術では神経を端に避けながら行ったので、その数時間だけでも神経を動かした事による痺れはどうしても出てしまう事。あまり心配しすぎない方が良いという事を教えていただきました。
こんなに不安な気持ちになったのは術後初めてです。
しかも退院日前日。
午後には抜糸で再度先生が来て下さいました。
抜糸は生まれて初めてで、かなり緊張してきました。
不安そうな私の顔を見て「大丈夫ですよ。ゴムでパチンってするぐらいの痛みですから」と声をかけて下さる先生。
患部を見ないようにと反対側を向き、抜糸が始まります。
痺れてるから全く痛くない!!!
幸か不幸か、痺れのおかげで痛みは全くありませんでした。
「傷口もちゃんと塞がってます。もう退院しても大丈夫」
まだ痺れの不安が残っていますが、翌日退院が決まり
明日からは頑張らないと!
そう思い、病院最後の夕食をいただきました。
さいごに
今回は術後から退院までのお話しをさせていただきました。
術後は大きなトラブルもなく、看護師さんのおかげで快適に入院生活を過ごす事ができました。
5記事に渡り、病気発症から退院までを綴っていきました。
次回からは退院後のリハビリ、退院直前に気付いてしまった痺れの事や、片手生活のお話しをさせていただきたいと思います。